約 972,992 件
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/18933.html
クライシス・フェザー + 目次 概要 登場作品アスタリア 関連リンク派生技 関連技 ネタページ 概要 ▲ 登場作品 アスタリア 習得者 ロイド・アーヴィング + ゼロス・ワイルダー 光が敵を照らすと同時に純白の羽が舞い散り、そこにロイドが連続で斬りかかる。最後にロイドとゼロスが協力してトドメの一閃を放ち、光が弾けて敵が砕け散る。 台詞 ゼロス「華麗に行こうぜ!」 ロイド「今だ!はぁっ!たぁっ!」 ゼロス「トドメだ!」 二人「クライシス・フェザー!!」 ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 ▲ ネタページ ▲
https://w.atwiki.jp/rf5words/pages/276.html
むらくも タイトルコール 寝言 戦闘攻撃する 攻撃を受ける レベルアップ ロード すれ違いボイス タイトルコール ①「ルーンファクトリー5」 ②「なんとかファクトリー5 なんだっけ?」 寝言 「ふふ…ぐー…旅館…こんなにいっぱい……」 戦闘 攻撃する パターン1 「甘っちょろい!」 パターン2 「それだ!」 パターン3 「おらぁっ!」 パターン4 「たぁっ!」 パターン5 「そいや!」 攻撃を受ける パターン1 「ぐああっ!」 パターン2 「うあっ」 レベルアップ 「よっしゃあ!」 「どうだ」 ロード 「また色々と聞かせてくれや。」 すれ違いボイス 「よう!」
https://w.atwiki.jp/oneesans/pages/133.html
僕から唇を離した雅ちゃんは、微笑みながら僕の前に跪き、タオルの上からちんちんを掴みました。 「おちんちん・・・もうこんなになってるよ。えっちね・・・」 そう言いながら、タオルの上から先っぽを擦るんですぅっ! 「みっ雅ちゃん擦らないでぇっ!あっ!」 「んふっ!ごめんね。」 僕が体を仰け反らせてピクピクすると、雅ちゃんは手を放してタオルを剥ぎ取りました。 「先っぽがヌルヌルだよ・・・んっ・・・」 「あっ!あぁっ!雅ちゃんだめぇっ!」 雅ちゃんが僕の膝を開いて身体を割り込ませ、ちんちんを舐めはじめたんです! あぁっ!昨日出なくなるまで友理奈に出したはずなのにぃっ! すぐ出ちゃいそうな気持ちよさなんです! 「雅ちゃんっ!出ちゃうから止めてっ!」 「・・・んっ、まだ出しちゃだめよ。」 雅ちゃんがちんちんから顔を上げ、僕をベッドに押し倒しました。 「出すなら雅の中に・・・ねっ。」 僕に身体を重ねた雅ちゃんに見つめられ、僕は無言で頷きました。 頷く僕を見て微笑んだ雅ちゃんは、僕を抱き起こし、身体を入れ替えて仰向けに倒れました。 「入れる前に・・・いっぱい濡らしてね・・・」 「雅ちゃぁーんっ!」 恥ずかしそうに見つめる雅ちゃんがたまらなくて! 僕は雅ちゃんの可愛いおっぱいに顔を埋めながら、おまんこに右手を滑らせました。 「あんっ!おっぱいよりも・・・あっ!・・・ねえ、おねがい・・・あっ!」 「おっぱいはいや?」 「いやじゃないけど・・・おまんこ舐めて欲しいんだもん・・・」 「うん。それじゃあ・・・」 僕は体を下にずらして雅ちゃんの脚を大きく開かせ、待ち切れずに少し開いた雅ちゃんのおまんこに舌を這わせました。 「あっ!んあっ!」 少し濡れはじめていたおまんこを舐めてあげると、雅ちゃんは太腿で僕の顔を挟み、身体を仰け反らせました。 僕は雅ちゃんのおまんこの割れ目を舌で広げ、おまんこの穴の少し上からクリちゃんまでを、舌を強く擦りつけて舐め上げました。 「んんっ!・・・あっ!・・・」 中を舐められる感覚に唇を噛んで耐えた雅ちゃんは、クリちゃんを舌で弾かれると、首を反らせて短く喘ぎました。 「雅ちゃん、クリちゃん剥くよ。直接舐めるよ。」 「うん・・・でも、強くしたらいっちゃうからだめだよ・・・」 雅ちゃんが僕をちょっと不安そうに見下ろしました。 「うん。じゃあ、吸わないでゆっくり舐めてあげるね。」 「うん・・・あっ!」 僕に頷いた雅ちゃんは、僕がクリの皮を剥くと、僕を見下ろすために上げた頭を枕に落として仰け反りました。 「んっ!んあっ!・・・やっぱりだめっ!刺激が強すぎるぅっ!あぁっ!」 僕が少し薄いピンク色のクリちゃんを舐めはじめると、雅ちゃんは更に強く仰け反り、太腿で僕の頭を挟み付けました。 「あっ!・・・はぁっ!・・・んっ、あっ!・・・」 僕の舌の動きに合わせて、雅ちゃんが仰け反った身体をくねらせます。 おまんこもどんどんヌルヌルが溢れてきて、クリの皮を剥くためにおまんこを広げてる僕の指が滑っちゃいます。 「んあっ!くっ、クリちゃんはもういいからぁっ!あぁっ!いやぁっ!いっちゃうぅっ!」 「はいっ!そこまでっ!」 雅ちゃんがいきそうになった時、僕は佐紀ちゃんに止められました。 「今日はお客さん役って言ったでしょう。みやをいかせるのが目的じゃないんだからぁ。」 僕は佐紀ちゃんに、雅ちゃんのおまんこから引き剥がされました。 「でも、雅ちゃん気持ちよさそうだから・・・」 「いいのっ!ソープのお客さんは、入れて出すことしか考えてないんだからっ!」 言い訳する僕にそう言って、佐紀ちゃんは雅ちゃんに向き直りました。 「みやっ!みやも本気で感じすぎっ!」 「佐紀ちゃぁん、お風呂でがんばるからぁ・・・ベッドではいかせてぇっ!おねがぁい!」 叱られた雅ちゃんは、いきそうだったところを止められたので、泣きそうな顔で佐紀ちゃんにお願いしてます。 僕は雅ちゃんが可哀想で、一緒になって佐紀ちゃんを見つめました。 「しょうがないわねぇ・・・いいわっ!いかせてあげてっ!」 「うんっ!」 喜んで雅ちゃんのおまんこに吸い付こうとして、また佐紀ちゃんに止められました。 「そうじゃなくって・・・おちんちんでっ!」 そうだよね。どうせならちんちんでだよね。 納得した僕は佐紀ちゃんに頷き、雅ちゃんの脚を広げて体を割り込ませました。 前へ TOP 次へ 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/shihoaya/pages/142.html
翌朝、いつもと変わらぬ職場の風景。 「おはよう」 席に着いた私に、マユミがいつもと変わらぬ調子で挨拶をしてきた。 「あ……おはよう」 私も平静を装い普段どおりに挨拶を交わす。 ――この子も、いずれ私のように…… 昨日の惨劇を思い出してしまい、ブルッと体が小さく震えた。 「あ~、北村君ちょっといいかね」 「は、はい」 不意に名を呼ばれ体が強張る。 そして課長のデスクへと向かった。 ――こいつは知ってるんだろな、昨日の事。 そう思うと、胸をぐっと掴まれたかのように息苦しくなってしまう。 「昨日はほんっと~に、すまなかったねぇ」 今日もまた、仏様でも拝むかのごとく手を合わせ頭を下げて来た。 「いえ……」 「それでだねぇ、ちょ~っとこの書類にサインをして欲しいんだけど、いいかね?」 そう言いながらファイルから一枚の書類を取り出し、私に向けて差し出してきた。 「特殊業務服務同意書……?」 「うん、それにサインしてもらわんと特殊手当てを出せんのだよ」 ざっと目を通していく。 甲は業務の内容に関し、一切口外しない事を…… この業務に係る乙の命令に対し、一切の不服申立を…… 「それと、薬も出してやれなくてねぇ」 「くす……り……?」 ばさっ 突然耳に飛び込んできた単語に、思わず書類を落としてしまった。 「いやいや、アレだよ、ほれ……」 キョロキョロと周りを見渡し、青ざめている私へと顔を近づけ 口に手をやりながら小さな声で続ける。 「避妊薬。この仕事をしてる子には会社から出す事になっててね」 「アフターピル……出してもらえるんですか?」 「ああ、それと月1回の検査もね。病気とかの」 一番大きかった不安が解消され、涙ぐんでしまう。 「本当なんですね、本当に……」 「ああ、ああ、本当だとも。だからこの書類にサインを……」 拾い上げられた書類の上に水滴をこぼしながら自分の名前を書き込んでいく。 ――よかった、これで、妊娠しなくて済むっ!! 「うんうんよしよし、これで手当等の申請が出来るなっと」 課長が書類を手に取り、うなずきながらチェックをしていく。 「じゃ、早速薬を出すんで、一緒に薬剤保管庫に来てもらえるかな」 「はいっ」 そして課長の後に付き、本棟から隣の研究室がある棟へと入り、 さらにエレベーターで地下へと下りていく。 「いやぁ、着いた着いた」 地下2階、黒字で『第3薬剤管理庫』と書かれた 古びたプレートが張り付いている扉の前で課長が立ち止まった。 じゃらっ 懐から鍵がいくつも付いているホルダーを取り出し、鍵を一つ一つ手に取り確認していく。 「これでもない、これでもない……おお、あったあった」 その内の一つを手に取り、社員証を扉の脇に付いているカードリーダーで読み込ませてから 鍵穴へと差し込み、捻る。 かちゃっ 「ささ、北村君も入りたまえ」 課長が先に部屋に入り、扉を支えながら私に促す。 「はい」 私もそそくさと部屋の中へと入り込む。 部屋を埋め尽くすかのように、鉄製のロッカーが整然と立ち並んでいた。 かちゃっ 私の背後で、乾いた音が響いた。 ■ 「えっ、鍵?」 とっさに振り向く……と、課長が手を伸ばし、 私の肩をロッカーへと押さえつけて来た。 「きゃぁっ!な、何してんですか!」 「どうせ薬を飲むんだ、いいだろ、な?な?」 私をしっかりとロッカーに押し付けながら、 鼻息を荒くしつつ顔を近づけてきた。 「いやっ!何でアンタなんかと……」 腕を掴み、首を振りながら拒む。 「んぐっ!?」 唇が塞がれた。課長の唇で。 口の中にヤニ臭い匂いとおっさん特有のイヤな匂いが流れ込んでくる。 ――やだ、気持ち悪い…… そして、舌にねっとりとした感触。 ――え、何、まさか、…… 拒もうともせず、くちゅくちゅと音を立てながら課長の舌に吸い付いていく。 「んん、ふむっ、あ……」 ――何してんのよ、何でこんなヤツとディープキスしてんのよ、何で?何で!? 身体の芯がとろけていく。 自然と手が課長の背中へと回り、互いの体を密着させようと抱きしめてしまう。 「何だ、まんざらでも無いんじゃないか」 私から口を離し、互いの舌を粘液で橋渡しながら満足そうに言った。 ――違う、違うっ!イヤっ!イヤァっ!! 口を閉じ、眉をひそめながら首を子刻みに振る。 「ひゃんっ!?」 制服の上から唐突に尻をむぎゅっと掴まれ、思わず甘い吐息が漏れてしまう。 ぐにゃり、ぐにゃりと割れ目を押し広げるかのように尻肉を揉まれながら、 押し付けられ変形している胸を自ら腰をくねらせぐりぐりと刺激してやる。 ブラのカップの中で既にコリコリに隆起しきっている突起が擦れ、押し込まれ、 刺激を受ける度に身体の深い所が徐々にとろけていってしまう。 「くぅ、んっ、はぁ、んっ」 「いやぁ、夢のようだなぁ、北村君にこんなに積極的に求められるとは……ちゅっ」 「違う、ぅあんっ!違うのぉっ!」 首筋に触れる唇の感触に身を震わせながらも、甘い声で懸命に否定する。 ――やだ、押し付けないでよ、こんな硬い……これ…… 無意識の内に足が開き、一方の足を課長の足に絡めるようにして…… 「あんっ、ふあぁっ、あっ、あっ!」 自分の股間を硬くなっている課長の物で布越しに刺激していた。 「おほぉっ、こりゃたまらん!そんなに欲しいのか?」 「はっ、はぁっ!んくぅっ、違うぅっ……」 自身の割れ目をあてがうようにしながら、硬い肉塊を縦に擦ってやる。 時折下半身の小突起がクリュッと当たる。 「あんっ!んっ!くぅっ!いいっ!」 スカートがたくし上げられ下着姿が露わになるのも構わず、 足を大きく開き下半身をしっかりと密着させ、 ズボンに覆われた怒張へと自身の肉蕾を擦り付ける。 腰を上下に、右に、左に動かし秘部の突起を一心不乱に刺激し続ける。 「いあっ!ふっ!あぁっ!はぁんっ!」 「あぁ北村君、ちょっと待ってちょっと待って」 突然尻を刺激していた手が離された。 そして私の下半身と課長の下半身との間に二本の手が差し込まれ、ジジジと言う音。 「ほれ、どうせなら直で」 その言葉と同時にストッキングとショーツに包まれたクレバス目掛け、 硬い先端部が押し当てられた。 「やぁんっ!」 ぬちゅぬちゅと熱を帯びている割れ目が擦られる。 私もそれに追いすがるようにして腰をくねらせる。 「っくぅん!ひぁっ!」 「気持ちいかい北村君、ん~?」 「はいぃっ!気持ち、いっ!いいれすぅっ!」 課長の背中へとスーツ越しに爪を立てながら、口からよだれを垂れ流しつつ嬌声を上げる。 ――だめぇっ!おかしくなっちゃうっ!はぁんっ!やだぁっ! 「やっ!あぁっ!いっ!んぁっ!」 すでにむき出しになっている花芯がグリッと突き上げられた。 「あぐぅぅぅぅっ!!」 それと同時に背筋が引きつりアゴが跳ね上がる。 課長に必死にしがみつき体を支えようとするが、 足から力が抜けきってしまいずるっ、ずるっと体がずり落ちていってしまう。 気が付いたら腰に抱きつくような格好でその場にへたり込んでいた。 「くぅっ、いいよ北村君、いいよいいよ~」 チロッ、チロッ。 顔のすぐそばにあった肉棒に舌を這わせる。 棒の下側をなぞるようにツツッと。 だんだんと先の方へと口を動かしていき……パクッ。 ――入ってきてる、チンポ、入ってきてる…… 目を閉じ、口の中に意識を集中させる。 口内いっぱいにほうばった肉の茸、 そのカサの部分に沿うようにして舌をグネグネと動かす。 「ほぅっ!」 そして頭を動かしそれをさらに深くくわえ込んでいく。 「はぁぁっ~」 先端部が喉奥にまで突き刺さり、舌の付け根で出っ張りを感じ取れる。 そこでちゅぅっと口をすぼめ亀頭を締め上げる。 「んぐっ!」 そのまま一気に頭を引き、ペニスを吸い上げながら口を引き上げる。 「おひょぉぉっ!!」 じゅぽっと音を立て、私の口から唾液と先走り液で ぬらぬらと光っている先端部が飛び出した。 「おむっ」 そして再び咥え込み、今度は舌先で尿道口をくすぐる。 「おっ、おっ!」 課長がか細い声を上げながら私の頭を両手で掴んできた。 がっしりと頭を固定し、腰を前後へと振り始めた。 「おぅっ、おっ、おごっ、むぉっ」 「はぅ、こ、こりゃたまらんっ!」 じゅぼっ、じゅぼっと濁った音が頭の中で響き、舌に熱く硬い感触が擦りつけられる。 何度目か喉奥へと先端部が押し込められた時、動きが止まった。 びゅるっびゅるっ 生暖かい液体が喉へと直接叩きつけられた。 ――ザーメンだ…… ためらいもせず、ごくっとそれを飲み込む。 全身の疼きが、止まらない…… ■ 足に力が戻った。よろめきながらもその場に立ち上がる。 「お、大丈夫かな?」 私の体を支えようとする課長に構わず、たくし上げられたスカートの下から両手を差し込む。 そしてストッキングとショーツ両方に手を掛けた。 そのまま上体を倒し、ズルズルと下着を下ろしていく。 汗で蒸れている陰毛が露わになり、完全に皮がめくれ露出し切っているクリトリス、 ぱっくりと口を開き白く濁った愛液で濡れそぼっている割れ目と順に姿を現していく。 ――すごい……糸引いてる…… 透き通った何本もの糸が、太ももまで下げられた下着と肉とをつなぐ。 さらに身をかがめ、くるぶしの辺りまで手を下げていく。 体液でぐっしょりと湿っている白とピンクと布を足元までずり下ろし、 下半身をむき出しにしたまま課長へと背を向ける。 トクン、トクンと心臓の鼓動が聞こえてくる。 足を開き、腰を折り、両手をロッカーに押し当て体を支える。 アソコにひんやりとした空気が当たり、ゾクゾクしてくる。 ――来て、膣中に、チンポねじ込んで…… 「い、いいのかね、北村君、ん?」 「うん、来て……チンポ、入れて……」 霞がかかった頭の中に、昨日味わった快感が蘇ってくる。 そして、アソコにも昨日と同じ感触が…… ――腰、掴まれてる……チンポ、膣口に当たってるぅ…… 「それじゃ北村君、行くよ」 「う、んっ、はっ、あふぅ……」 待ちきれずに腰がねだるかのように動き、 入り口がグリグリとかき回される。 「あぁんっ!」 一気に膣が押し広げられた。 子宮の手前まで熱く硬い物が突き刺さっている。 「ほぉぁ、こりゃ、堪らん……」 細く、ぬらぬらと濡れる肉の筒がしっかりと肉の茸を咥え込む。 カサが、筒の内側のヒダを擦り上げるようにして動いていく。 「はぁぁっ!カリがぁ、カリがぁっ!」 そして入り口辺りまで戻ってきた先端部が再び奥底へと押し込まれる。 「いいんっ!太くていいのぉっ!」 ズッチュズッチュと熱を帯びた硬い肉が私の中に、 リズミカルに何度もねじ込まれる。 「あっ!あっ!はぁっ!ふぁっ!」 引き抜かれようとする度に膣口がめくり上がり、 押し込まれる度に膣壁の敏感な箇所が亀頭でグリッと擦られる。 「いいっ!いいのぉっ!チンポいいのぉっ!」 自分でもグニグニと腰を振り、さらに深く結合しようと さらに気持ち良い箇所を刺激しようと求める。 不意に背中に圧力が掛けられた。 制服のベストの襟元から手が差し込まれ、 ブラウスの上から大きな手がぎゅうっと掴みかかってくる。 「あぐぅっ!」 そしてもう一方の手が淫水でふやける下腹部へと伸びてきて、 指先で敏感な突起を転がしてきた。 「んぉっ!」 胸を、クリを刺激されながら 深い所がごりゅっごりゅっと突き上げられる。 「おぁっ!はぐっ!らめっ!クリっ、弱いのっ!」 二本の指がぷっくらと膨らんだそれをキュッと挟んできた。 「んあぁぁぁっ!!」 その刺激に反応するかのように膣が激しく収縮し、 中の男根をぎゅぅっと締め付ける。 「うぉぉぅっ!」 それと同時に身体の中で何かが勢いよく吐き出される感触。 ――子宮が……あつぅい…… ぬらりと膣を埋め尽くしていた物が抜き取られた。 開ききった口へと精液が流れ、行為の証の白いよだれを垂らしているのが感じて取れる。 「いや、よかったよ北村君。ありがとう」 全身が弛緩し、床の上で荒い息を吐きながら横たわってる私を見下ろし 自分の物をティッシュで拭いながら課長がぐにゃりと笑った。 丸めたティッシュをポイと放り、ロッカーの一つを開けガサゴソとかき回している。 「ほれ、避妊薬」 床によだれをこぼしている私の目の前へと、 錠剤がパッケージされた銀色のシートが放り投げられた。 「それじゃワシは帰るよ。北村君も適当に戻ってくるようにな」 そう言いながら軽やかな足取りで課長が部屋から出て行った。 扉が閉まるのと同時にカチャッとオートロックの乾いた施錠音。 鈍く銀色に光る、重苦しいアルミの扉。 目の前で銀色に光る、アフターピルの入ったシート。 その傍らに丸められたティッシュ。 「何……」 しんと静まり返った部屋の中に震える声が響いた。 「何してんのよ……何なのよぉっ!何なのっ!何っ!何でっ!!」 何度も何度もこぶしで絨毯敷きの床を叩きつける。 「何でよぉっ!!バカッ!!何で、何でぇっ!!何で、なの、よぉ……」 そして床の上で丸くなり、声を上げて泣き続けた。 <<前へ 次へ>>
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/645.html
327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/03(水) 03 13 55.42 ID o/QJaEXq0 [5/19] たまには友ちゃんに強く迫って「友子」とか「友」とか呼び捨てにしたい 371 名前: 327[] 投稿日:2011/08/03(水) 11 49 46.63 ID i7kNRqWT0 [4/11] 「山田ー、ジュース買ってきてー」 「うーん……よし……!」 「? なに?」 「友子、僕達、恋人だよね?」 「ぇ? な、よ、呼び捨て? ……ぅ、うん……そう、だけど」 「だからさ、そのパシリみたいなの、僕もうしたくないんだ」 「なによ、怒ったの?」 「違うよ、友子に尽くせるのは嬉しいことだけど、やっぱり対等でいたいから」 ズイ 「ちょ、ちょっと近ぃっ……」 372 名前: 327[] 投稿日:2011/08/03(水) 11 50 02.55 ID i7kNRqWT0 [5/11] 「だから、ね? わかってくれるよね?」 ギュッ 「ぁぅ……わ、わかったから……離してっ……んぅっ!?」 「ん……ふっ……はぁっ……」 「んむぅっ……い、いきなりすぎ……よ、このバカ」 「いつもは友子から誘ってくれるの待ってたけど、もうそんなことしない。大好きだから、僕からもすることにする」 「もう……なんなのよぉ……」 ギュッ 「ん……ほら、顔あげて……」 クイッ 「ぁっ……んぅ……ふぁっ…………」
https://w.atwiki.jp/83452/pages/7693.html
梓「へ、変なこと言うからおしおきしてやります!」 ちゅーっ、ちゅっちゅっ、はみっ くりゅん、くりくり、くにゅん 憂「ゃぁっ!?だ、だめぇ!おっぱい、あっ!気持ちいいよぉ!」 ちゅちゅちゅーっ くりくりくりくり 憂「んぁっ…!あ、あずにゃんてば、赤ちゃんみたい…。わ、私のおっぱい…お、美味しい…?あっ」 梓「…ふひひなあひれふ」はみはみ 憂「そ、それだめぇ!おっぱい舐めながらしゃべっちゃらめぇ!」 紬「頭ァ向こう向けてちゃんと聞いとけやコラ」 純「すみませんでした…」 紬「これ終わったらオドレの頭のぼんぼり片っぽ切り落としちゃるけえな」 純「か、勘弁してください…」 梓「(よし、主導権握ってやる…)」 くちっ 憂「ひゃん!」びくん むにゅん、くりくりくりっ、きゅっ ぺろぺろぺろぺろ、はみ、ちゅちゅっ、カリッ くちゅっ、くちゅくちゅくちゅっ 憂「あ、あずにゃん!?やぁっ!そ…んなぁ…!い、いきなり、お、おまんこ…ひいっ!?」びくびくびくびくん 梓「ふぁっ、はあ、はあ、はあ、はあ…唯先輩、今…イきましたね…?」 憂「っはっ、はっ、はっ、はっ…だってぇ~…いきなりおまんことおっぱいをいじめるんだもん…」 梓「いつも部室でいじめるからお返しです!」 憂「う~、いじめてないよ!愛情表現だよ~!」 梓「じゃあ、私のも愛情表現です!」 憂「!…あずにゃん…」 紬「ええシーンじゃのう?のう?のうて聞いとるじゃろが答えんかコラ」 純「は、はい!いいシーンです!」 憂「ね…あずにゃん、あのさ…」 梓「はい、何ですか?」 くりくりくり くちゅくちゅん 憂「んッ!あ、あのね…も、もっと…触ってくれないかな…?」 梓「もっと激しいほうがいいんですか?」 憂「ううん、そうじゃなくて…あの、ね、クリトリスのほうも…さ…」 梓「へぇっ!?」 憂「だめかなぁ…?」 梓「いや、でも、その…そっちは自分でも触ったことないし、さっきも…見れなかったし…」 憂「大丈夫だよ~!あずにゃん上手だから。ね、お願~い!」 梓「わ、わかりました…(どうしよう、大丈夫かな…?)」 紬「(クリトリスは、自分で触ったことは、ない…?)」 梓「あ、あの…じゃ、じゃあ移動しますね…?」 憂「う、うん…わかったよ…あんまりじっと見ちゃやだよ?」 梓「は、はいです…しからば失礼して…」 梓「うわ…唯先輩のおまんこ、こんな感じなんだ」 憂「あ、あずにゃん~!息がかかって変な感じだよぉ…」 梓「澪先輩のとは…やっぱり色とか、違うんですね…形も…」 憂「やだよぉ~!澪ちゃんと比べないでよぉ~!」 梓「これが…唯先輩のクリトリス…ちっちゃくてかわいいです」 憂「あずにゃん!焦らさないでよぉ…!」 紬「(クリトリス以外なら、自分でも触っている、ということ…?)」 梓「じゃ、じゃあ…いきます!」つんっ 憂「ひんっ!」 つん、つん 憂「うぁっ…!」びくん 梓「唯先輩…クリトリスも感じるんですね」 憂「う、うん…クリちゃん、きもちいいよぉ…」 梓「じゃあ、少し強くしてみましょうか…」くりっ 憂「ゃぁっ!?そ、それだめぇ!」びくびくん くりくりくりくり 憂「あっ!あっあっあっあっ!ふぁぁん!」びくびくびくん 梓「唯先輩…またイっちゃいましたね…?ふふっ、かわいい…」 憂「あぅ~、最高ぉ~」びくん 純「あの、紬先輩…そろそろ、頭を離してもらえると…」 めりめりめり 純「痛いです痛いですすみませんでした!」 梓「あれ?なんかよく見ると皮被ってますね?あはは、面白~い」 憂「うえっ!?あ、あずにゃんだめ!それは駄目だよっ!?」 梓「ふうん…わかりました」 ついっ くりくりくりくりっ 憂「!!っっっぁぁぁぁぁっ!?ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」 びくんびくんびくんびくん プシャァッ!! 梓「ぷぁっ!?あっ!?唯先輩!?」 憂「う~っ!ぅっ、うぁっ…あっ!あっあっ!うぅぅぅっ」びくんびくん 梓「(潮…吹かせちゃった…?私が…?嘘ぉ…!)」 憂「うぅ…ひどいよぉあずにゃん…ほんとにだめだったのにぃ…」 梓「す、すいませんでした…ダチョウ的なあれかと…」 憂「うん…で、でも…気持ちよかったから、いい…」 梓「唯先輩…」ぺろっ 未完 戻る
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/604.html
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/29(金) 09 37 39.36 ID 8xmjUyMK0 [2/3] 「なでなで」 ナデナデ 「……兄よ……なぜ撫でる」 「なんかされたそうだったから」 ナデナデ 「変態も……ここまでくると……なにも言えない……」 「兄に向かって変態とは。お仕置きが必要だな」 ヒョイッ 「ひゃっ……!?」 「ちゃくりーく」 ギュッ 「んぅっ……あ、暑苦しい……抱きつくな……離れろ変態」 「なんだよー。傷つくんだぞ結構それー」 ナデナデスリスリ 「暑いものは暑い……慰謝料を請求する……」 「じゃあ、これならどうだ?」 ピトッ 「わひゃっ!?」 ゾクゾクッ 「氷だよー。冷たくて気持ちいいだろ?」 ツッー 「ゃっ……背中冷たいっ……!」 モジモジ 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/29(金) 09 38 01.70 ID 8xmjUyMK0 [3/3] 「ありゃ、溶けちった」 「ん……変態が……氷で妹を陵辱とわぁっ!?」 ビクッ 「二個目ー」 ツッー 「んぅっ……くび……冷たぃっ……!」 ピクンッ 「ほーれほーれ」 ツツツッー 「ぁっ……はぁっ……」 ビクッビクッ 「ちなみは首弱いなぁ。ほれ」 ペロッ 「あっ!? まっ……それぇ……!」 ビクッビクッ 「んぁー」 レロレロ 「んゃっ……! そこっ……あっ!」 ビクンビクッビクッ (略)
https://w.atwiki.jp/dangan_eroparo2/pages/50.html
「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!」 完全に防音された個室の中、サイケデリックな笑い声を響かせる少女は歪な形の鋏に両手両足の服の裾を貫かれて床に固定された身動きが取れない少年の上に跨がっている。異様に長い舌は螺旋を描き、赤く濁った瞳は爛々と輝いていた。 「……なんのつもりだ、殺人鬼」 四肢の自由を奪われて尚、その高圧的かつ尊大な態度を崩さない少年――『超高校級の御曹司』こと十神白夜は自分の上に跨がる少女――『超高校級の殺人鬼』ことジェノサイダー翔へと若干の焦りを隠しきれない口調で問い掛けた。 「んはぁぁ……、もー白夜さまったらん。そんな野暮いことは言いっこなしですよぉ? ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!」 対してジェノサイダーは彼の問いには応えることなく両手で器用にくるくると鋏を回しながら身をくねらせて、どんよりとした熱が篭った視線を十神の体へと注ぐ。 拘束され、殺人鬼に跨がわれている。そんな状況で何か起こるとしたら、それは決まっている。殺人に外ならない。 「……っああぁ~! 萌えるっ! 超萌えるよぉ! 白夜サマが私を睨んでるぅ。憎しみと怯えが篭った目で私を睨んでるのぉ! はぁん♪ 感じるぅ!」 ジェノサイダーが身もだえする度に長い三編みが生きた蛇のように宙を踊り、妖し気な軌跡を描いた。 十神の頬を一筋の汗が走る。 油断していた。彼女が自分を崇拝し、自分の言うことには絶対に従い、自分の後ろをまるで犬のように付けて回っているのは百も承知だった。 だが、それ故に油断してしまった。ジェノサイダーが『殺すならば白夜サマを殺す』と言っていたにも関わらずだ。 「殺すならば早く殺せ。貴様なんぞに見下されるのは不愉快だ。ゴミめ」 「ああん、もう、白夜サマったら相変わらずつれないんだからぁーん! しかしッ、そこがイイッ!!」 日に当たる機会が少ない為なのか、やけに白い頬を上気させながら、ジェノサイダーは拘束された十神の顔へと迫り、 「……っ!」 その異様に長い舌で彼の耳たぶをチロリと舐めた。 「あらぁん? 意外と敏感なのかしら、白夜サマん?」 「……っく! 貴様っ……何をあぁっ!」 ジェノサイダーは舌を縦横無尽に動かして十神の耳を舐め回しながら器用に喋り、対する十神は反論する余裕を与えられずに耳を嬲られる。プライドの高い彼からしてみれば最大限の屈辱に外ならないだろう。 「……くぅっ、あぁっ……!」 しかし、彼の中には確実に興奮が生まれていた。 耳元で響く淫らな水音、スカートの裾から覗くホルダーが付いたなまめかしい太股、ジェノサイダーが呼吸する度に首筋に感じる熱い吐息、二枚のレンズ越しに見える妖しい瞳。 様々な要因によって彼の体は理性とは反意的に高ぶっていく。 「んはぁ……」 「はぁっ……はぁっ……」 時間にすれば時計の秒針が数回ほど回ったくらいであろうか、ジェノサイダーが耳から舌を離した頃には、十神の顔もすっかりと上気し、瞳には僅かに涙が浮かんでいた。 「やぁっぱり、メインディッシュの前には前菜が必要ですよねぇ~白夜サマぁ!」 「はぁっ……はぁっ……」 「うぇっへへ……そんな潤んだ目で見つめないで下さいってば。大丈夫、天井の染みでも数えてればあっという間に済みますからぁン!」 そして彼女は両手に握った鋏を動かし自らのスカートをバラバラに切り刻んだ。 今まではちらちらとしか見え隠れしていなかった太股が一気に外気へと晒され、細く、長い脚が革製の鋏ホルダーと相俟ってアンバランスな色気を放っている。 そして、スカートが存在しないと言うことは下着を隠すものも存在しないということと同義である。 ジェノサイダーの下半身を覆う純白の下着には細かいレースの意匠が施されており、身嗜みを気にしていない様子の普段の彼女にしては、非常に女らしいものを身につけているようだった。 思わず、十神もその純白に見惚れてしまう。 それは無理も無いことだろう。この絶望の学園生活では隙を見せることなど許されない上、監視カメラがあちこちに備え付けられているのだ。 十神自身のプライドが高い事もあってか、己を慰めることなど以っての外であり、要するに溜まっているのだ。 「ぁあっはぁーん!」 奇怪な叫び声と共にジェノサイダーが上着を脱ぎ捨てた。 露になった上半身は胸元の肉付きが薄く、肩や腕なども華奢な造りで今にも折れてしまいそうである。 それでも、病的とも取れそうな美しい白い肌が上気している様子や、パンティと揃いの可愛らしいブラジャーに収まった卵のような艶やかな光沢を放つ小さな乳房、彼女自身もイチ押しの鎖骨は言葉で言い表す事ができないほどに魅力的だった。 彼らと共に共同生活を送っている『超高校級のスイマー』こと朝日奈葵の持つ豊満な肉体や小麦色の肌が溌剌と放つそれを健康的な色気とするならば、こちらの白く妖艶な肉体から淫靡に薫るそれは官能的な色気と表現するのが適切であろう。 そして、そんな官能的な色気は十神の興奮を底上げするには充分なものであったらしく、彼は思わず、ゴクリと生唾を飲み込んでいた。 「あらあらあらん? 白夜サマってばぁもしかして私の体で興奮してらっしゃいますぅ? ゲラゲラゲラゲラ!」 「……っ馬鹿な! 何を根拠に言っている!」 茶化すような口調のジェノサイダーに反発するが、十神の両目は彼女の裸体に釘付けだった。 今は理性が働いているものの、いつ彼のたがが外れるか分かったものではない。 「んふふ~、そんな態度が取れるのも時間の問題ってぇ、ねっ!」 続けて、彼女は気合いを入れつつ十神のシャツの前に鋏を入れる。 小気味よい音と共に十神の胸元が段々とはだけていくと共にジェノサイダーの口から涎が湧き上がった。 「っあ~、ヤッベェ。見てるだけでイキそう」 垂れた涎をじゅるりと舐めとりながらも恍惚とした表情を浮かべながら彼女は目の前に輝く十神の胸元へと熱心に視線を注ぐ。 男性のものとは思えないほどにきめ細やかな肌に、無駄な脂肪が付いていない美しい体つき、うっすらと割れた腹筋。 「~~ッマジで萌える! ヤバイって、白夜サマ! あんたヤバイよ!」 「さっさと離せ! この愚民が!」 上半身の一部だけとは言え、仮にも異性に裸を凝視されるという彼の人生でも今までに無かった体験に、十神の中の羞恥心が膨れ上がり、唯一自由になる首を動かし、顔を横に背ける。 いつもならば十神が一度怒鳴り付ければ天下の殺人鬼と言えど安々と従うのだが、瞳を潤ませ、震える声での一喝は些か迫力に欠ける。 現在の時点ではむしろジェノサイダーの方が主導権を握っているようであった。 ジェノサイダーはその長い舌で舌なめずりをしたかと思うと、十神の体を鋏の先端で撫で付ける。 「……ひっ!」 肌を伝う冷たい金属の感触と襲い来るであろう痛みへの恐怖に十神は思わず短い悲鳴をあげてしまった。 しまったと思った時にはもう遅く、ジェノサイダーは喜色と狂気を滲ませた顔を向けたかと思うと再び鋏を彼の体へと添わせ、更に長い舌を垂らして彼の体を舐め回す。 「くっ……あぁっ! やめろぉ……この……ひっ!」 温かくて柔らかい舌と冷たくて固い鋏の先端の二極化した感触が肌を走り、こそばゆいような快感が十神の背筋を弓なりに反らさせた。 不安、屈辱、羞恥、憎悪、恐怖。様々な感情が快感に塗り潰される。 じんわりと鈍い、しかし確実な快感が彼の意識を蝕んでいく。 「んはぁー、白夜サマの汗マジ甘露ぉー。 アタシにチ○コが付いてたら絶ッ対犯すのになぁ。ジェノ×白夜サマするのにぃ……。なんで付いてないんだろ?」 「知るかっ……馬鹿ぁあっ!」 ちろちろと舌先で乳首を嬲られ、十神の体が跳ねる。 ジェノサイダーは舌先に緩急をつけてすぼめるように臍を舐め、鎖骨をなぞるように舌先でくすぐったかと思うと、触れるかどうかという所で胸板に鋏の先端を滑らせ、最後には乳首へと乱暴に吸い付く。 ありとあらゆるパターンの愛撫に十神も必死に声を押し殺そうとはするものの、喉の奥からはどうしても甘い嬌声が漏れ出て止みはしない。 「くちゅっ……ちゅ……白夜サマぁ……んっ……白夜サマぁ……」 「くぅっ……はぁっ……止めっ……んっ……はぁっ」 頭が熱い。快感が加速する。思考が鈍くなっていく。時間の感覚が薄れていく。 首筋をべろべろと舐めたくるジェノサイダーの声がどこか遠くで聞こえるような気すらしてきた。 十神のズボンの前には既に立派なテントがいきり立ち、生地を張り裂かんばかりに怒張している。 しかし、ジェノサイダーは決して彼の下半身に触れようとはせず、上半身ばかりを愛撫し続ける。それが故意によるものなのか、それとも単に気づいていないだけなのか十神に測り知ることは出来ない。 ただ、今は上半身を襲う甘美だが絶頂に達するには足りない感覚を強制的に受け続けることしか出来ないのだ。 「ふぅ……はぁ……マぁジ半端ねーッス白夜サマぁン……」 「くぅっ……ひぃっ」 ようやくジェノサイダーが上半身から口を離し、うっとりとその姿を見つめる。 彼女がそこかしこをべろべろと舐めたくったせいで涎が体中を蛞蝓が這った跡のように見えなくもない十神の体は拘束されている事もあってか、どこと無く淫靡に見える。 当の十神自身にもそろそろ理性と我慢の限界が来るのではないかと思われた、そんな時である。 「は……は……はっ……」 上半身をはだけたまま激しく体を動かしてうっすらとかいた汗によって火照った体を冷やした為か、はたまた、その長い三編みからほつれた細い髪の一筋がたまたま彼女の鼻をくすぐった為なのか。 「ふぃーっくしょぉん!」 乙女にあるまじき盛大なくしゃみと共に、『超高校級の殺人鬼』ことジェノサイダー翔はなりを潜め、代わりに彼女のもう一つの人格―― 「あ、あれ……び、びびび白夜様?」 『超高校級の文学少女』こと腐川冬子が現れた。 「な、なな何で? び、びゃ、白夜様がこんな?」 腐川は大いに混乱しているようだった。 彼女からすれば憧れの存在である十神が自分の下で組み敷かれているという正しく夢にまで見たシチュエーションである。 自分もブラジャーとパンティ、ついでに鋏ホルダーと靴下だけという下着姿で、十神も淫らに濡れた上半身を目一杯にはだけたまま手を上にあげられ、鋏で服を床に縫い付けられて拘束されているのだ。 「こ、これが、びゃ白夜さまの裸……ゴクリ」 「……おい、ゴミ虫」 頬を赤らめる腐川に対して、十神は少し冷静さを取り戻した口調で話し掛ける。 十神はジェノサイダーというある種のイレギュラーな存在を扱う事は正直、苦手であった。 一応はこちらの命令も通じるものの、予想できない言動をする彼女にどうにも手綱を振り回されるような感覚があったからかもしれない。 しかし、彼女のもう一つの人格である腐川は彼の最も扱いやすい人間の一人であった。こちらの言う事ならばどんなことでも喜んで従う召使のような存在。 そんな相手だからこそ彼は少々の落ち着きが取り戻せたのだろう。 「は、はひ! 何でしょうか白夜様!」 「退け、そして俺を解放しろ。さっさとしろ、この愚図が」 「たた、只今!」 命令された従順な彼女はあたふたと十神の上から、 「…………」 「おい、どうした? さっさと退け」 ほんの少し腰を浮かせたかと思うと、再び十神の体の上に腰を下ろした。その際に、彼の聞き間違いでなければ腐川の股間の辺りから、くちゅりと微かな水音が聞こえたような気がする。 「……あ、あの、そのぅ」 「何のつもりだ、貴様……!」 沈黙した腐川の姿を見た十神の胸に再び不安と怒り、それから微細な期待が入り交じった感情が踏襲した。 ほつれた髪から覗く彼女の熱に浮かされたような視線は多少落ち着いたとは言え、今も勢い良く立ち上がった十神の股間へと集中している。 まさか、まさか腐川までもが。 「このッ……!」 「ご、ごめんなさい……ごめんなさいごめんなさい」 腐川はおどおどと怯え、口では謝罪の言葉を繰り返しながらも、相変わらず身動きが取れない十神のズボンのベルトへと手を掛け、びくびくとした手取りで金具を外す。 そのままズボンと共にパンツを勢いよく下ろすと、十神のいきり立った一物が外気に晒され、赤黒い亀頭をもたげるように露にした。 「はぁ……ご、ごめんなさい……はぁ……」 「……ッ!」 腐川の赤く染まった顔は明らかに発情しきった雌のそれであり、身を乗り出して十神の一物を食い入るように見つめる彼女がはあはあと吐き出す熱っぽい吐息が十神の股間に当たり、思わず腰が跳ねそうになってしまう。 ジェノサイダーですら触れようとはしなかった己の恥部をあの根暗で従順な腐川ににじっくりと眺められているという異常なシチュエーションに、十神の中で羞恥心と奇妙な快感が暴れ出す。 「ご、ごめんなさいごめんなさい白夜様……命令を聞けない駄目なゴミ虫でごめんなさい……ごめんなさいっごめんなさい……ゆ、許してください……ば、馬鹿な私でごめんなさい」 「こ、のっ……虫がぁっ……」 彼女が喋る度に吐息がかかり、彼の理性をじりじりと削り取る。 十神の鈴口から涙のようにカウパー線液の雫が一筋垂れた。 先程と同じように焦らすような、絶頂に至るには物足りない生殺しの刺激が彼の体を蝕み、お預けをくらい続けた彼のそれは物欲しげにぴくぴくとうごめいている。 十神ほどのプライドの持ち主でなければ楽にしてくれと泣いて懇願していてもなんらおかしくはないだろう。 「はぁっ……び、白夜様。私の、しょ、処女を……」 「なっ……!?」 いつの間にか立ち上がった腐川が覚束ない手で白いパンティをずり下ろす。 白い下腹部と細くて柔らかそうな陰毛に続いて鮮やかな淡い桃色の花弁が十神の視界に飛び込んでくる。 先程の水音はやはり聞き間違いでも幻聴でもなかったようで彼女の女陰は既にびっしょりと濡れそぼり、愛液が染みを作ったパンティの裏地とに銀色のアーチをいやらしく描いていた。 「ご、ごめんなさい白夜様、わわ私みたいな気持ち悪い女の、しょしょ、処女なんて御免でしょうけど、で、でも、でも……お願いします、ささ、捧げさせて、ください。ごめんなさい、許してください……」 「……ッ!」 水分を含んだパンティを投げ捨てた腐川は十神の男根へと狙いを定め、ゆっくりと腰を下ろしながら彼の赤くなった顔へと同じように火照った顔を近づける。 十神は自分に近づいてくる腐川の顔を見た瞬間、己の胸の内から急速に湧き上がるものを感じた。 普段の彼女に感じる軽視感でもない、殺人鬼の彼女に感じる嫌悪感でもない、先程までに感じていた屈辱でも発情でもない、もっと、もっと甘く、胸を締め付ける淡い感情。 「ごめんなさい白夜様、ごめんなさい……」 やがて十神の一物の先端が腐川の花弁へと接触すると同時に、薄い桃色の腐川の唇が十神の唇へと押し付けられた。 「むっ……! うっ!?」 「んっ……うぅ……」 今までに味わったことのない、意外と柔らかい唇の感触に十神が驚いて口を開けた一瞬の間に腐川の舌が素早く彼の口内へと滑り込んだ。 くちゅくちゅと腐川が舌を出し入れする度に二人の熱い唾液がそこを中継点として混じり合い、お互いの喉を通り、食道へと次々に流れ落ちていく。 「んんっ……ふっ……くちゅっ……んっ……」 腐川とジェノサイダーは体を共有しているとは言え、腐川の舌はジェノサイダーの持つ爬虫類のように異常に長いそれとは違い、ごく一般的な人間の長さの舌であり、ジェノサイダーのような巧みなテクニックもなく、どちらかと言えばぎこちない舌使いではある。 しかし、息を荒くしながら懸命に舌を伸ばす彼女の態度は、ぎこちない故に十神の興奮をこれでもかと加速させていく。 知らず知らずの内に十神自身も舌を伸ばして彼女の口の中を舐め回していた。 つるつるとした歯を、ざらつく上顎を、複雑な構造の舌の裏を、柔らかい唇を丁寧に何度も何度も舐める。 甘い。実際はそんな味がするはずもないのだが、腐川の唾液を嚥下し続けた十神は彼女の体液にそんな感想を抱く。 やがて、たっぷりと熱い口吻をしながら、腐川は自らの意思で腰を勢いよく落としきり、 「あぁっ、はあぁっ!」 十神の熱い肉棒が彼女の女陰の中の肉を貫くと、微かな抵抗と共に彼女の秘所から赤い破瓜の血が飛び、彼女の純潔が失われた。 「はぁっ……はぁっ……んっむぅっ……」 破瓜の激痛に涙を零しつつ喘ぐ彼女の口を強制的に塞いだのは十神の突き出した唇。 普段の彼からは考えられない、あまりにも掛け離れた優しい行動である。 「んっ……くぅ……あぁっ……」 腐川は抱き付くように十神の胸へと手を回しつつ、彼の口腔内を一心不乱に貪りながら少しずつ腰を上下させていく。 腰を上げる度に彼女の膣内の粘膜が名残惜しそうに十神のモノへと吸い付きながらしごきあげ、腰を下ろす度に固い情熱的な肉の塊が彼女の体を掻き分け、最奥をこつこつとノックする感触に腐川の魂は震えた。 普段の声からは想像できないほどに高く、淫靡な嬌声が彼女の喉からほとばしる。 十神に抱き着く腐川の体は細くて今にも壊れてしまいそうなのに、女性特有の柔らかさを秘めていて、彼女も女性であることを無言の内に語られた十神は自らの胸板に感じる優しい感触に心臓が跳ね上がるのを感じた。 「あぁっ! びゃくやさまぁ、びゃくやさまっ! ……っごめんなしゃい……きもちいいでしゅ……びゃくやさまぁっ!」 破瓜の痛みも薄れてきたのか、腐川の腰を振る速度も段々と加速していった。ちゅぷちゅぷと軽い音を響かせながら彼女の女陰は一物をくわえ込み、暖かくうねりながらも、ぐいぐいと強く締め付ける。 淫猥。腐川が十神の体の上で跳ねる様は正にそう言い表すしかできないようなものだった。 ずり上がったブラジャーから覗く小振りな乳首は甘い疼きを表すように奮い立ち、快感が高まる度に緩いS字を描いた儚なげな背中から瑞々しいヒップまでのラインがびくびくと痙攣する。 解けて乱れた長髪が汗ばんだ上半身や顔ににひっとりと張り付き、暗い影を落とす。太股に乱暴に刻まれた『正』の字達が汗に濡れて桃色に光る。 その全ての所作動作が扇情的で流石の十神とて思わず身震いしてしまうほどに美しく、腐川の僅かに汗臭い体臭すらも愛おしい。 「びゃくやさまっ、びゃくやさまっ。ごめんなさいごめんなさい、きもちいいですっごめんなさい!」 「うっ……あぁっ……」 眼前で瞳を潤ませながら謝罪を繰り返し、浅い絶頂を断続的に迎え続ける腐川を見つめながら、十神は自らの絶頂の予感を感じとっていた。 情欲を大いに溜め込んでいた上、ジェノサイダーにあれほど焦らされたのだから無理もないことだろう。 絶頂へ近づくにつれて十神の呼吸が荒くなり、腰が浮かび上がってしまう。そんな彼の何かを我慢するかのような苦し気な表情に腐川の心身も急速に高ぶり、腰を振る速度が増していく。 「んぁぁっ! びゃくやさまっ、なにか、なにかきますっ! びゃくやさまあっ!」 「くあぁっ!」 やがて、彼女が一段と深く腰を落とした瞬間、十神は絶頂を迎え、白濁した精液を腐川の体の最奥へと大量に吐き出した。 勢いよく吐き出された命の源は腐川の膣だけに収まらず、更に子宮口から子宮の奥へと侵入し、今までに感じたことがない場所に熱い存在の侵入を感じた彼女も、その熱い体液が十神の子種だと知覚した瞬間、今までよりも激しい絶頂へ達した。 「んああああっ! はあっ! あんっ!」 「くっ……あぁっ!」 想像以上の快感に思わずのけ反った腐川の白く、きゅっと引き締まった腹が白魚のそれのように震え、十神の精巣に詰まった子種さえも一つ残らず、貪欲に吸い上げようと鳴動する。 「はぁっ……はぁっ……はぁっ」 「くっ……はぁっ……」 二人だけの密室に二人分の荒々しい吐息が響き、彼女の秘所から収まりきらなかった白濁液がとろりと音も無く零れ落ちた。その瞬間。 「ひぃっ!」 腐川がびくりと体を震わせる。 その視線の先には十神と腐川が繋がる結合部。そこには十神の精液に混じり、破瓜の際の血がべっとりと付着していた。そう、赤い血液である。 「へぁ……血……」 あっという間に意識を失い、ぐったりとした腐川が十神の胸板へとしな垂れかかる。 行為のせいで熱を持っていた体が、さっと冷えていくのを十神は如実に感じた。 腐川が気絶したと言うことは、もしかすると―― 「……呼ばれてぇ」 ……そうして、 「……飛び出てぇ」 『超高校級の殺人鬼』こと、 「ジェノサイドぉー!」 ジェノサイダー翔が再び現れた。 「っあっはぁーん! いやぁん、もぉ白夜サマん♪ なんで裸になってやがるんですかぁ? ああ、私が剥いたんだっけー? ゲラゲラゲラゲラ! って、股が痛ぇー! なんじゃこりゃあ!? あるぇるぇー!? 繋がってるよー! 私と白夜サマがえくすとりーむしてるぅー!? 夢!? これは夢なの!? あ、でも痛い、股間が痛ぇ! つまり夢じゃないってコトじゃねーか! 中出しされて妊娠確定寿退学コースなのぉ!? いや、ちょっと待った。なんで? なんで私と白夜サマが? もしかして、私が眠ってる間にアノ根暗眼鏡が?」 「耳障りだっ……! ッ……喚くな殺人鬼!」 現れた途端にハイテンションなジェノサイダーはぐねぐねと気味悪く身をくねらせ、その度に二人の結合部からぐちゅぐちゅといやらしい音と共に彼女の肉ひだがうごめき、十神に強制的な快楽を与える。 「ざッけんなよ! あーんな根暗眼鏡な地味娘に私の白夜サマをNTRされてたまるかっつーの! つー訳で白夜サマぁん、もう1ラウンド、イッちゃいましょうよ!」 「ッ貴様……んんっ!」 「ほらほらー、ええのんかー? ここをこうするのがええのんかー!?」 「くぁあっ……止せっ、やめろぉ!」 「そうは言っても体の方はショ・ウ・ジ・キですよぉー? ゲラゲラゲラゲラ!」 ..... ... . 「あ、あ……あの、白夜様?」 「…………」 前面と袖口の破けたシャツを脱ぎ捨て、新品のシャツに袖を通す十神に、ベッドに座りワイシャツだけを身に付けて真っ白な太股を裾からほんの少しだけ覗かせている腐川が恐る恐るといった様子で話しかけた。 結局、あの後もジェノサイダーに散々と絞り取られ、十神は精根枯れ果てる直前にようやくジェノサイダーと入れ代わった腐川に解放された結果、今に至る。 彼はムスッとした不機嫌そうな表情を浮かべたまま、沈黙を貫き通しており、声を掛けられているにも関わらず腐川の方へと振り向こうとする素振りすらしない。 「そ、その……あの……や、やっぱり怒ってらっしゃいます、よね?」 「…………」 決まりが悪そうにぶつぶつと呟いている腐川を無視し、十神はジャケットを着込みながらクロスタイを絞め、いつもの服装に戻ると、部屋に備え付けられている机の傍らに置いてある椅子へ腰を下ろした。 そして足を組みつつ顎をついと上に上げて、ようやく腐川の方へと見下すように視線を向け、尊大な態度で口を開く。 「貴様はいつまで俺の部屋に陣取るつもりだ?」 「……え?」 「下賎な愚民である貴様がいつまでも俺の部屋に居座っているんじゃないと言っているんだ。 さっさと視界から失せろ」 「あ、う……はい。ご、ごめんなさい……」 あんな事があったと言うのにいつも通りに冷たい台詞を突き付けられ、腐川は若干、傷ついたような、ほっとしたような微妙な表情を浮かべた顔を俯けながらベッドから立ち上がり、部屋の出口へとふらふらと歩く。 「おい、待て」 「は、はひ!」 背後から急に浴びせられた制止の声に足を止めると、彼女の肩にふんわりと暖かい感触が降り懸かる。 振り向くと立ち上がった十神が後ろから腐川の肩へ今の今まで着ていたジャケットを肩へ羽織らせていた。 「え、は!? こ、ここここれは?」 「ふん……勘違いするなよ。夜時間と言えども貴様が俺の部屋からそんな薄着で出てくる所を誰かに見られて不愉快な勘繰りをされるのが気に入らないだけだ」 そもそも深夜に十神のジャケットを羽織った腐川が彼の部屋から出てくること自体、目撃されたら弁明のしようもないのだが、彼はそこまで深くは考えていないようである。 「あ、いや……そ、そのぅ」 「何度も同じ事を言わせるな、失せろ。命令が聞けないのか?」 「い、いえ! あの、し、しし失礼します!」 赤面した腐川はバタバタと急いで扉を開け、脱兎の勢いで廊下へと飛び出していった。 一瞬で消えた彼女の後ろ姿へ言葉にできない何かを感じ取りながら、十神は開け放たれたままの扉を閉めた。 この胸に溢れる甘いわだかまりは何かの錯覚だと思い込もうと自己暗示をかけながら。 「はぁっ! ……はぁっ……!」 腐川は急いで自分の部屋に戻り、鍵を掛けることさえ忘れて自らのベッドに飛び込んだ。 「~ッ! ッ! うぅ~!」 枕に顔を押し付け、ばたばたと足を上下に上げ下げしながら小さく呻く。 「しし、しちゃった……びびび、白夜様と……!」 今、思い出しても体が熱くなる。 半ば無理矢理に自らの純潔を捧げ、自分の体の下で甘くて切ない声を上げながら熱い接吻を交わした十神白夜。 彼女が再び目が覚ました時にはジェノサイダーに蹂躙されていたのに一言も彼女を責めはしなかった十神白夜。 去り際にほんの少しの優しさを見せてくれた、十神白夜。 「……うひ! うひひひ!」 彼から直接体に掛けてもらったジャケットを胸に掻き抱きながら鼻を押し付けて肺一杯に彼の香りを吸い込みつつ、触れ合った唇や肌の感触を反芻し、決して広い訳ではないベッドの上を気味の悪い笑い声を上げながらごろごろと転げ回る。 だらし無い笑顔を浮かべ、口の端から今にも涎を垂らしそうな表情はどこと無く狂気に満ちており、ジェノサイダーのそれに通じる所があった。 「はぁ……はぁ……」 数分の間転げ回ると、彼女の興奮もようやく落ち着いたようで、むくりと身を起こし、十神の体臭が染み付いた貴重なジャケットを汚すまいと丁寧にハンガーへ掛けようとした。 「はっ……!」 その時、ジャケットを脱いだ瞬間、彼女は自らの体から立ち上る異臭に気づいた。 そう言えば最後にシャワーを浴びたのはいつの事だったろうか? 行為の後のせいであるのかもしれないが、つんと鼻を突く汗の香りは腐川の腋や首筋から確かに彼女の鼻へと届く。 「も、もも、もしかして……?」 もしかしたら、自分は汗くさい体で憧れの十神と交わってしまったのだろうか? そんな可能性を思い付いた彼女は羞恥と恐怖で顔色をさっと赤と青が混じり合った紫色にしながら、ばたばたとシャワールームに飛び込み、鍵を閉めてから、体中に暖かい湯を浴びながら、固く心に誓う。 これからは毎日シャワーを浴びるようにしよう、と。
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/2982.html
唯「お空はちっとも飛べないが」 唯「空飛ぶ鳥は私のように」 唯「地面をはやくは走れない」 唯「それでも私は転んでばかり」 澪「……どうしたんだ」 唯「私、死にたい」 澪「どうしてだ?」 唯「分からない、私……自分が分からない」 澪「……今日は私の家に泊まれ」 唯「えっ う、うん」 唯「お邪魔します」 澪「唯。今日は家に誰もいないから」 唯「そっか」 澪「だから……」 唯「うん。ただいま澪ちゃん」 澪「お帰り、唯」 澪「今日一日、この家は唯の家だ」 澪「ご飯を食べて、お風呂に入って、歯磨きして……」 澪「寝るときは私と一緒だ」 澪「一日だけの、姉妹だ」 唯「どっちがお姉ちゃん?」 澪「どちらがやりたい?」 唯「えへへ、お姉ちゃんはやってるから妹」 澪「ははは、じゃあよろしくな」 唯「うん! お姉ちゃん……」 澪「夕ご飯には唯の好きなものを作るからな」 唯「な、なんでも?」 澪「ああ、なんでも」 唯「えっと、えっとね、うーん……」 澪「焦らなくても大丈夫だぞ」 唯「決めた!」 澪「なんだ?」 唯「×××っ!」 澪「分かった、×××だな」 澪「今すぐ作るから、お腹すかしておくんだぞ」 唯「うん」 唯「あ、澪ちゃん」 澪「ん?」 唯「ちょっと包丁貸してよ」 澪「何に使うんだ」 唯「頸動脈を切るの」 澪「面白い冗談だな」 唯「ぶう」 澪「それに、お姉ちゃんって呼んでくれよ」 唯「あ、そうだったね」 唯「……おねーちゃん」 澪「なんだ?」 唯「なんでもなーい」 澪「……まったく」 唯「お姉ちゃんっ」 澪「なんだっ」 唯「呼んでみただけ、えへへ」 澪「お前は……」 唯「お姉ちゃん」 澪「なんだ!」 唯「……大好き」 澪「そ、そうか」 唯「………………」 澪「わ」 唯「わ?」 澪「私も、だからな」 唯「……えへへ」 唯「ごちそうさま」 澪「お粗末さま」 唯「澪ちゃんの×××とっても美味しかった」 澪「ありがとな」 唯「私も澪ちゃんみたいな素敵な人になりたいよ」 唯「誰からも憧れられてて」 唯「頭が良くて、綺麗で、優しくて、」 唯「おっぱいの大きい、素敵な女の子に」 澪「……あー、なんだ。照れるだろ」 澪「唯だって素敵な女の子じゃないか」 唯「そ、そんなことないよ、私は……」 唯「いつもドジばっかで、皆に迷惑かけて、ライブでもミスして」 唯「愚図で、馬鹿で、気の利かない……」 澪「はいはい、ストップストップ」 澪「続きは風呂で聞いてやるから」 脱衣所 唯「ほ、本当に一緒なの」 澪「姉妹なんだから当たり前だろ」 唯「でも私、おっぱい小さいし……」 澪「はぁ……そんな心配は要らないから、早く脱げ」 唯「うぅ」 澪「風呂、狭いな」 唯「み、澪ちゃん!」 澪「お姉ちゃん、だろ」 唯「お姉ちゃんの胸が、背中にあたってるっ!」 澪「落ち着け」 唯「柔らかぁい……」 澪「たっ堪能するなっ! やり返すぞ」 唯「ぁっ……くすぐったいよぅお姉ちゃん……」 澪(……まずいムラムラしてきた) 澪「さ、先あがるから」 ざばっ 唯「お姉ちゃんのいけずぅ」 澪「うるさいっ」 唯(はぁ、良いお湯だったなー) 唯(澪ちゃんの部屋は……こっちか) 唯(あれ、電気が消えてる……寝ちゃったのかな) そろっ 唯「澪ちゃん、入るよー」 唯(やっぱりもう寝てるか) 唯(一緒の布団で一緒に寝るはずだったのになー……) 唯「澪ちゃんの布団に、お邪魔しまーす」 がばっ 唯「きゃっ!」 澪「捕まえたっ」 唯「むぐぅー」 澪「無駄な抵抗はよせ、唯」 唯「澪ちゃんひどいー……」 澪「ははは、びっくりしただろ」 唯「心臓がドキドキして止まらないよっ」 澪「私もだ」 唯「……えっ」 澪「唯の目が、鼻が、唇が、こんなにも近い……」 唯(澪ちゃんの髪、良い匂い) 澪「唯、私、駄目だ。唯にひどい事をしちゃいそうで……」 唯(澪ちゃんの目、潤んでて綺麗だなー) 澪「だ、抱きたく、なっちゃって」 唯(顔が、真っ赤っか……) 澪「もう我慢できそうにない」 唯「……いいよ」 澪「唯……」 唯「好きにしてよ、澪ちゃん」 澪「ゆ、ゆいっ!」 澪「……む………ふっ……」 唯(澪ちゃんの舌が私の口の中で蠢く) 唯(貪るように動いて、からめとって) 唯(歯茎をなぞるように、ちろちろ揺れる) 澪「はぁっ……はぁ……」 唯(パジャマのボタンを一つ、二つ、三つ……全部外して) 唯(胸にやんわり手を這わせて、爬虫類みたいな動きで、いつのまにか下着が脱がされていて……) 澪「はむっ」 唯「んっ……」 澪「唯のここ、ピンク色だ」 唯「んんっ……!」 ゾクッ 澪「そろそろ、こっちもいいか……?」 ピチャ 唯「あっ……ぅ……」 澪「可愛い濡れ方だな、唯は」 唯「は、恥ずかしいこと言わないで澪ちゃんっ」 澪「これから、もっと恥ずかしいことするんだぞ……?」 唯「……あ、やぁっ……」 澪「唯の中、あったかいな」 唯「はぁっ……ぅ……」 澪「動かすぞ」 唯「くぅっ……ふ……ぁっ…ぁっ…」 澪「可愛い……」 唯「いやぁっ……澪ちゃ……ぁっ」 澪「唯……」 唯「も、もう……きちゃうっ!」 澪「………っ!」 唯「………っあ……あ…」 澪「だ、大丈夫か?」 唯「う、うん。なんとか……」 澪「よかった……」 唯「ね、澪ちゃん」 澪「ん?」 唯「私……やっぱり死ぬね」 澪「なっ、なんで!?」 唯「……とっても気持ち良かったから」 澪「え……」 唯「気持ち良いことばっかりやってる人は、死ななきゃ駄目なんだよ……澪ちゃん」 唯「だから……一緒に死のう、澪ちゃん」 2
https://w.atwiki.jp/dangan_eroparo/pages/23.html
「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!」 完全に防音された個室の中、サイケデリックな笑い声を響かせる少女は歪な形の鋏に両手両足の服の裾を貫かれて床に固定された身動きが取れない少年の上に跨がっている。異様に長い舌は螺旋を描き、赤く濁った瞳は爛々と輝いていた。 「……なんのつもりだ、殺人鬼」 四肢の自由を奪われて尚、その高圧的かつ尊大な態度を崩さない少年――『超高校級の御曹司』こと十神白夜は自分の上に跨がる少女――『超高校級の殺人鬼』ことジェノサイダー翔へと若干の焦りを隠しきれない口調で問い掛けた。 「んはぁぁ……、もー白夜さまったらん。そんな野暮いことは言いっこなしですよぉ? ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!」 対してジェノサイダーは彼の問いには応えることなく両手で器用にくるくると鋏を回しながら身をくねらせて、どんよりとした熱が篭った視線を十神の体へと注ぐ。 拘束され、殺人鬼に跨がわれている。そんな状況で何か起こるとしたら、それは決まっている。殺人に外ならない。 「……っああぁ~! 萌えるっ! 超萌えるよぉ! 白夜サマが私を睨んでるぅ。憎しみと怯えが篭った目で私を睨んでるのぉ! はぁん♪ 感じるぅ!」 ジェノサイダーが身もだえする度に長い三編みが生きた蛇のように宙を踊り、妖し気な軌跡を描いた。 十神の頬を一筋の汗が走る。 油断していた。彼女が自分を崇拝し、自分の言うことには絶対に従い、自分の後ろをまるで犬のように付けて回っているのは百も承知だった。 だが、それ故に油断してしまった。ジェノサイダーが『殺すならば白夜サマを殺す』と言っていたにも関わらずだ。 「殺すならば早く殺せ。貴様なんぞに見下されるのは不愉快だ。ゴミめ」 「ああん、もう、白夜サマったら相変わらずつれないんだからぁーん! しかしッ、そこがイイッ!!」 日に当たる機会が少ない為なのか、やけに白い頬を上気させながら、ジェノサイダーは拘束された十神の顔へと迫り、 「……っ!」 その異様に長い舌で彼の耳たぶをチロリと舐めた。 「あらぁん? 意外と敏感なのかしら、白夜サマん?」 「……っく! 貴様っ……何をあぁっ!」 ジェノサイダーは舌を縦横無尽に動かして十神の耳を舐め回しながら器用に喋り、対する十神は反論する余裕を与えられずに耳を嬲られる。プライドの高い彼からしてみれば最大限の屈辱に外ならないだろう。 「……くぅっ、あぁっ……!」 しかし、彼の中には確実に興奮が生まれていた。 耳元で響く淫らな水音、スカートの裾から覗くホルダーが付いたなまめかしい太股、ジェノサイダーが呼吸する度に首筋に感じる熱い吐息、二枚のレンズ越しに見える妖しい瞳。 様々な要因によって彼の体は理性とは反意的に高ぶっていく。 「んはぁ……」 「はぁっ……はぁっ……」 時間にすれば時計の秒針が数回ほど回ったくらいであろうか、ジェノサイダーが耳から舌を離した頃には、十神の顔もすっかりと上気し、瞳には僅かに涙が浮かんでいた。 「やぁっぱり、メインディッシュの前には前菜が必要ですよねぇ~白夜サマぁ!」 「はぁっ……はぁっ……」 「うぇっへへ……そんな潤んだ目で見つめないで下さいってば。大丈夫、天井の染みでも数えてればあっという間に済みますからぁン!」 そして彼女は両手に握った鋏を動かし自らのスカートをバラバラに切り刻んだ。 今まではちらちらとしか見え隠れしていなかった太股が一気に外気へと晒され、細く、長い脚が革製の鋏ホルダーと相俟ってアンバランスな色気を放っている。 そして、スカートが存在しないと言うことは下着を隠すものも存在しないということと同義である。 ジェノサイダーの下半身を覆う純白の下着には細かいレースの意匠が施されており、身嗜みを気にしていない様子の普段の彼女にしては、非常に女らしいものを身につけているようだった。 思わず、十神もその純白に見惚れてしまう。 それは無理も無いことだろう。この絶望の学園生活では隙を見せることなど許されない上、監視カメラがあちこちに備え付けられているのだ。 十神自身のプライドが高い事もあってか、己を慰めることなど以っての外であり、要するに溜まっているのだ。 「ぁあっはぁーん!」 奇怪な叫び声と共にジェノサイダーが上着を脱ぎ捨てた。 露になった上半身は胸元の肉付きが薄く、肩や腕なども華奢な造りで今にも折れてしまいそうである。 それでも、病的とも取れそうな美しい白い肌が上気している様子や、パンティと揃いの可愛らしいブラジャーに収まった卵のような艶やかな光沢を放つ小さな乳房、彼女自身もイチ押しの鎖骨は言葉で言い表す事ができないほどに魅力的だった。 彼らと共に共同生活を送っている『超高校級のスイマー』こと朝日奈葵の持つ豊満な肉体や小麦色の肌が溌剌と放つそれを健康的な色気とするならば、こちらの白く妖艶な肉体から淫靡に薫るそれは官能的な色気と表現するのが適切であろう。 そして、そんな官能的な色気は十神の興奮を底上げするには充分なものであったらしく、彼は思わず、ゴクリと生唾を飲み込んでいた。 「あらあらあらん? 白夜サマってばぁもしかして私の体で興奮してらっしゃいますぅ? ゲラゲラゲラゲラ!」 「……っ馬鹿な! 何を根拠に言っている!」 茶化すような口調のジェノサイダーに反発するが、十神の両目は彼女の裸体に釘付けだった。 今は理性が働いているものの、いつ彼のたがが外れるか分かったものではない。 「んふふ~、そんな態度が取れるのも時間の問題ってぇ、ねっ!」 続けて、彼女は気合いを入れつつ十神のシャツの前に鋏を入れる。 小気味よい音と共に十神の胸元が段々とはだけていくと共にジェノサイダーの口から涎が湧き上がった。 「っあ~、ヤッベェ。見てるだけでイキそう」 垂れた涎をじゅるりと舐めとりながらも恍惚とした表情を浮かべながら彼女は目の前に輝く十神の胸元へと熱心に視線を注ぐ。 男性のものとは思えないほどにきめ細やかな肌に、無駄な脂肪が付いていない美しい体つき、うっすらと割れた腹筋。 「~~ッマジで萌える! ヤバイって、白夜サマ! あんたヤバイよ!」 「さっさと離せ! この愚民が!」 上半身の一部だけとは言え、仮にも異性に裸を凝視されるという彼の人生でも今までに無かった体験に、十神の中の羞恥心が膨れ上がり、唯一自由になる首を動かし、顔を横に背ける。 いつもならば十神が一度怒鳴り付ければ天下の殺人鬼と言えど安々と従うのだが、瞳を潤ませ、震える声での一喝は些か迫力に欠ける。 現在の時点ではむしろジェノサイダーの方が主導権を握っているようであった。 ジェノサイダーはその長い舌で舌なめずりをしたかと思うと、十神の体を鋏の先端で撫で付ける。 「……ひっ!」 肌を伝う冷たい金属の感触と襲い来るであろう痛みへの恐怖に十神は思わず短い悲鳴をあげてしまった。 しまったと思った時にはもう遅く、ジェノサイダーは喜色と狂気を滲ませた顔を向けたかと思うと再び鋏を彼の体へと添わせ、更に長い舌を垂らして彼の体を舐め回す。 「くっ……あぁっ! やめろぉ……この……ひっ!」 温かくて柔らかい舌と冷たくて固い鋏の先端の二極化した感触が肌を走り、こそばゆいような快感が十神の背筋を弓なりに反らさせた。 不安、屈辱、羞恥、憎悪、恐怖。様々な感情が快感に塗り潰される。 じんわりと鈍い、しかし確実な快感が彼の意識を蝕んでいく。 「んはぁー、白夜サマの汗マジ甘露ぉー。 アタシにチ○コが付いてたら絶ッ対犯すのになぁ。ジェノ×白夜サマするのにぃ……。なんで付いてないんだろ?」 「知るかっ……馬鹿ぁあっ!」 ちろちろと舌先で乳首を嬲られ、十神の体が跳ねる。 ジェノサイダーは舌先に緩急をつけてすぼめるように臍を舐め、鎖骨をなぞるように舌先でくすぐったかと思うと、触れるかどうかという所で胸板に鋏の先端を滑らせ、最後には乳首へと乱暴に吸い付く。 ありとあらゆるパターンの愛撫に十神も必死に声を押し殺そうとはするものの、喉の奥からはどうしても甘い嬌声が漏れ出て止みはしない。 「くちゅっ……ちゅ……白夜サマぁ……んっ……白夜サマぁ……」 「くぅっ……はぁっ……止めっ……んっ……はぁっ」 頭が熱い。快感が加速する。思考が鈍くなっていく。時間の感覚が薄れていく。 首筋をべろべろと舐めたくるジェノサイダーの声がどこか遠くで聞こえるような気すらしてきた。 十神のズボンの前には既に立派なテントがいきり立ち、生地を張り裂かんばかりに怒張している。 しかし、ジェノサイダーは決して彼の下半身に触れようとはせず、上半身ばかりを愛撫し続ける。それが故意によるものなのか、それとも単に気づいていないだけなのか十神に測り知ることは出来ない。 ただ、今は上半身を襲う甘美だが絶頂に達するには足りない感覚を強制的に受け続けることしか出来ないのだ。 「ふぅ……はぁ……マぁジ半端ねーッス白夜サマぁン……」 「くぅっ……ひぃっ」 ようやくジェノサイダーが上半身から口を離し、うっとりとその姿を見つめる。 彼女がそこかしこをべろべろと舐めたくったせいで涎が体中を蛞蝓が這った跡のように見えなくもない十神の体は拘束されている事もあってか、どこと無く淫靡に見える。 当の十神自身にもそろそろ理性と我慢の限界が来るのではないかと思われた、そんな時である。 「は……は……はっ……」 上半身をはだけたまま激しく体を動かしてうっすらとかいた汗によって火照った体を冷やした為か、はたまた、その長い三編みからほつれた細い髪の一筋がたまたま彼女の鼻をくすぐった為なのか。 「ふぃーっくしょぉん!」 乙女にあるまじき盛大なくしゃみと共に、『超高校級の殺人鬼』ことジェノサイダー翔はなりを潜め、代わりに彼女のもう一つの人格―― 「あ、あれ……び、びびび白夜様?」 『超高校級の文学少女』こと腐川冬子が現れた。 「な、なな何で? び、びゃ、白夜様がこんな?」 腐川は大いに混乱しているようだった。 彼女からすれば憧れの存在である十神が自分の下で組み敷かれているという正しく夢にまで見たシチュエーションである。 自分もブラジャーとパンティ、ついでに鋏ホルダーと靴下だけという下着姿で、十神も淫らに濡れた上半身を目一杯にはだけたまま手を上にあげられ、鋏で服を床に縫い付けられて拘束されているのだ。 「こ、これが、びゃ白夜さまの裸……ゴクリ」 「……おい、ゴミ虫」 頬を赤らめる腐川に対して、十神は少し冷静さを取り戻した口調で話し掛ける。 十神はジェノサイダーというある種のイレギュラーな存在を扱う事は正直、苦手であった。 一応はこちらの命令も通じるものの、予想できない言動をする彼女にどうにも手綱を振り回されるような感覚があったからかもしれない。 しかし、彼女のもう一つの人格である腐川は彼の最も扱いやすい人間の一人であった。こちらの言う事ならばどんなことでも喜んで従う召使のような存在。 そんな相手だからこそ彼は少々の落ち着きが取り戻せたのだろう。 「は、はひ! 何でしょうか白夜様!」 「退け、そして俺を解放しろ。さっさとしろ、この愚図が」 「たた、只今!」 命令された従順な彼女はあたふたと十神の上から、 「…………」 「おい、どうした? さっさと退け」 ほんの少し腰を浮かせたかと思うと、再び十神の体の上に腰を下ろした。その際に、彼の聞き間違いでなければ腐川の股間の辺りから、くちゅりと微かな水音が聞こえたような気がする。 「……あ、あの、そのぅ」 「何のつもりだ、貴様……!」 沈黙した腐川の姿を見た十神の胸に再び不安と怒り、それから微細な期待が入り交じった感情が踏襲した。 ほつれた髪から覗く彼女の熱に浮かされたような視線は多少落ち着いたとは言え、今も勢い良く立ち上がった十神の股間へと集中している。 まさか、まさか腐川までもが。 「このッ……!」 「ご、ごめんなさい……ごめんなさいごめんなさい」 腐川はおどおどと怯え、口では謝罪の言葉を繰り返しながらも、相変わらず身動きが取れない十神のズボンのベルトへと手を掛け、びくびくとした手取りで金具を外す。 そのままズボンと共にパンツを勢いよく下ろすと、十神のいきり立った一物が外気に晒され、赤黒い亀頭をもたげるように露にした。 「はぁ……ご、ごめんなさい……はぁ……」 「……ッ!」 腐川の赤く染まった顔は明らかに発情しきった雌のそれであり、身を乗り出して十神の一物を食い入るように見つめる彼女がはあはあと吐き出す熱っぽい吐息が十神の股間に当たり、思わず腰が跳ねそうになってしまう。 ジェノサイダーですら触れようとはしなかった己の恥部をあの根暗で従順な腐川ににじっくりと眺められているという異常なシチュエーションに、十神の中で羞恥心と奇妙な快感が暴れ出す。 「ご、ごめんなさいごめんなさい白夜様……命令を聞けない駄目なゴミ虫でごめんなさい……ごめんなさいっごめんなさい……ゆ、許してください……ば、馬鹿な私でごめんなさい」 「こ、のっ……虫がぁっ……」 彼女が喋る度に吐息がかかり、彼の理性をじりじりと削り取る。 十神の鈴口から涙のようにカウパー線液の雫が一筋垂れた。 先程と同じように焦らすような、絶頂に至るには物足りない生殺しの刺激が彼の体を蝕み、お預けをくらい続けた彼のそれは物欲しげにぴくぴくとうごめいている。 十神ほどのプライドの持ち主でなければ楽にしてくれと泣いて懇願していてもなんらおかしくはないだろう。 「はぁっ……び、白夜様。私の、しょ、処女を……」 「なっ……!?」 いつの間にか立ち上がった腐川が覚束ない手で白いパンティをずり下ろす。 白い下腹部と細くて柔らかそうな陰毛に続いて鮮やかな淡い桃色の花弁が十神の視界に飛び込んでくる。 先程の水音はやはり聞き間違いでも幻聴でもなかったようで彼女の女陰は既にびっしょりと濡れそぼり、愛液が染みを作ったパンティの裏地とに銀色のアーチをいやらしく描いていた。 「ご、ごめんなさい白夜様、わわ私みたいな気持ち悪い女の、しょしょ、処女なんて御免でしょうけど、で、でも、でも……お願いします、ささ、捧げさせて、ください。ごめんなさい、許してください……」 「……ッ!」 水分を含んだパンティを投げ捨てた腐川は十神の男根へと狙いを定め、ゆっくりと腰を下ろしながら彼の赤くなった顔へと同じように火照った顔を近づける。 十神は自分に近づいてくる腐川の顔を見た瞬間、己の胸の内から急速に湧き上がるものを感じた。 普段の彼女に感じる軽視感でもない、殺人鬼の彼女に感じる嫌悪感でもない、先程までに感じていた屈辱でも発情でもない、もっと、もっと甘く、胸を締め付ける淡い感情。 「ごめんなさい白夜様、ごめんなさい……」 やがて十神の一物の先端が腐川の花弁へと接触すると同時に、薄い桃色の腐川の唇が十神の唇へと押し付けられた。 「むっ……! うっ!?」 「んっ……うぅ……」 今までに味わったことのない、意外と柔らかい唇の感触に十神が驚いて口を開けた一瞬の間に腐川の舌が素早く彼の口内へと滑り込んだ。 くちゅくちゅと腐川が舌を出し入れする度に二人の熱い唾液がそこを中継点として混じり合い、お互いの喉を通り、食道へと次々に流れ落ちていく。 「んんっ……ふっ……くちゅっ……んっ……」 腐川とジェノサイダーは体を共有しているとは言え、腐川の舌はジェノサイダーの持つ爬虫類のように異常に長いそれとは違い、ごく一般的な人間の長さの舌であり、ジェノサイダーのような巧みなテクニックもなく、どちらかと言えばぎこちない舌使いではある。 しかし、息を荒くしながら懸命に舌を伸ばす彼女の態度は、ぎこちない故に十神の興奮をこれでもかと加速させていく。 知らず知らずの内に十神自身も舌を伸ばして彼女の口の中を舐め回していた。 つるつるとした歯を、ざらつく上顎を、複雑な構造の舌の裏を、柔らかい唇を丁寧に何度も何度も舐める。 甘い。実際はそんな味がするはずもないのだが、腐川の唾液を嚥下し続けた十神は彼女の体液にそんな感想を抱く。 やがて、たっぷりと熱い口吻をしながら、腐川は自らの意思で腰を勢いよく落としきり、 「あぁっ、はあぁっ!」 十神の熱い肉棒が彼女の女陰の中の肉を貫くと、微かな抵抗と共に彼女の秘所から赤い破瓜の血が飛び、彼女の純潔が失われた。 「はぁっ……はぁっ……んっむぅっ……」 破瓜の激痛に涙を零しつつ喘ぐ彼女の口を強制的に塞いだのは十神の突き出した唇。 普段の彼からは考えられない、あまりにも掛け離れた優しい行動である。 「んっ……くぅ……あぁっ……」 腐川は抱き付くように十神の胸へと手を回しつつ、彼の口腔内を一心不乱に貪りながら少しずつ腰を上下させていく。 腰を上げる度に彼女の膣内の粘膜が名残惜しそうに十神のモノへと吸い付きながらしごきあげ、腰を下ろす度に固い情熱的な肉の塊が彼女の体を掻き分け、最奥をこつこつとノックする感触に腐川の魂は震えた。 普段の声からは想像できないほどに高く、淫靡な嬌声が彼女の喉からほとばしる。 十神に抱き着く腐川の体は細くて今にも壊れてしまいそうなのに、女性特有の柔らかさを秘めていて、彼女も女性であることを無言の内に語られた十神は自らの胸板に感じる優しい感触に心臓が跳ね上がるのを感じた。 「あぁっ! びゃくやさまぁ、びゃくやさまっ! ……っごめんなしゃい……きもちいいでしゅ……びゃくやさまぁっ!」 破瓜の痛みも薄れてきたのか、腐川の腰を振る速度も段々と加速していった。ちゅぷちゅぷと軽い音を響かせながら彼女の女陰は一物をくわえ込み、暖かくうねりながらも、ぐいぐいと強く締め付ける。 淫猥。腐川が十神の体の上で跳ねる様は正にそう言い表すしかできないようなものだった。 ずり上がったブラジャーから覗く小振りな乳首は甘い疼きを表すように奮い立ち、快感が高まる度に緩いS字を描いた儚なげな背中から瑞々しいヒップまでのラインがびくびくと痙攣する。 解けて乱れた長髪が汗ばんだ上半身や顔ににひっとりと張り付き、暗い影を落とす。太股に乱暴に刻まれた『正』の字達が汗に濡れて桃色に光る。 その全ての所作動作が扇情的で流石の十神とて思わず身震いしてしまうほどに美しく、腐川の僅かに汗臭い体臭すらも愛おしい。 「びゃくやさまっ、びゃくやさまっ。ごめんなさいごめんなさい、きもちいいですっごめんなさい!」 「うっ……あぁっ……」 眼前で瞳を潤ませながら謝罪を繰り返し、浅い絶頂を断続的に迎え続ける腐川を見つめながら、十神は自らの絶頂の予感を感じとっていた。 情欲を大いに溜め込んでいた上、ジェノサイダーにあれほど焦らされたのだから無理もないことだろう。 絶頂へ近づくにつれて十神の呼吸が荒くなり、腰が浮かび上がってしまう。そんな彼の何かを我慢するかのような苦し気な表情に腐川の心身も急速に高ぶり、腰を振る速度が増していく。 「んぁぁっ! びゃくやさまっ、なにか、なにかきますっ! びゃくやさまあっ!」 「くあぁっ!」 やがて、彼女が一段と深く腰を落とした瞬間、十神は絶頂を迎え、白濁した精液を腐川の体の最奥へと大量に吐き出した。 勢いよく吐き出された命の源は腐川の膣だけに収まらず、更に子宮口から子宮の奥へと侵入し、今までに感じたことがない場所に熱い存在の侵入を感じた彼女も、その熱い体液が十神の子種だと知覚した瞬間、今までよりも激しい絶頂へ達した。 「んああああっ! はあっ! あんっ!」 「くっ……あぁっ!」 想像以上の快感に思わずのけ反った腐川の白く、きゅっと引き締まった腹が白魚のそれのように震え、十神の精巣に詰まった子種さえも一つ残らず、貪欲に吸い上げようと鳴動する。 「はぁっ……はぁっ……はぁっ」 「くっ……はぁっ……」 二人だけの密室に二人分の荒々しい吐息が響き、彼女の秘所から収まりきらなかった白濁液がとろりと音も無く零れ落ちた。その瞬間。 「ひぃっ!」 腐川がびくりと体を震わせる。 その視線の先には十神と腐川が繋がる結合部。そこには十神の精液に混じり、破瓜の際の血がべっとりと付着していた。そう、赤い血液である。 「へぁ……血……」 あっという間に意識を失い、ぐったりとした腐川が十神の胸板へとしな垂れかかる。 行為のせいで熱を持っていた体が、さっと冷えていくのを十神は如実に感じた。 腐川が気絶したと言うことは、もしかすると―― 「……呼ばれてぇ」 ……そうして、 「……飛び出てぇ」 『超高校級の殺人鬼』こと、 「ジェノサイドぉー!」 ジェノサイダー翔が再び現れた。 「っあっはぁーん! いやぁん、もぉ白夜サマん♪ なんで裸になってやがるんですかぁ? ああ、私が剥いたんだっけー? ゲラゲラゲラゲラ! って、股が痛ぇー! なんじゃこりゃあ!? あるぇるぇー!? 繋がってるよー! 私と白夜サマがえくすとりーむしてるぅー!? 夢!? これは夢なの!? あ、でも痛い、股間が痛ぇ! つまり夢じゃないってコトじゃねーか! 中出しされて妊娠確定寿退学コースなのぉ!? いや、ちょっと待った。なんで? なんで私と白夜サマが? もしかして、私が眠ってる間にアノ根暗眼鏡が?」 「耳障りだっ……! ッ……喚くな殺人鬼!」 現れた途端にハイテンションなジェノサイダーはぐねぐねと気味悪く身をくねらせ、その度に二人の結合部からぐちゅぐちゅといやらしい音と共に彼女の肉ひだがうごめき、十神に強制的な快楽を与える。 「ざッけんなよ! あーんな根暗眼鏡な地味娘に私の白夜サマをNTRされてたまるかっつーの! つー訳で白夜サマぁん、もう1ラウンド、イッちゃいましょうよ!」 「ッ貴様……んんっ!」 「ほらほらー、ええのんかー? ここをこうするのがええのんかー!?」 「くぁあっ……止せっ、やめろぉ!」 「そうは言っても体の方はショ・ウ・ジ・キですよぉー? ゲラゲラゲラゲラ!」 ..... ... . 「あ、あ……あの、白夜様?」 「…………」 前面と袖口の破けたシャツを脱ぎ捨て、新品のシャツに袖を通す十神に、ベッドに座りワイシャツだけを身に付けて真っ白な太股を裾からほんの少しだけ覗かせている腐川が恐る恐るといった様子で話しかけた。 結局、あの後もジェノサイダーに散々と絞り取られ、十神は精根枯れ果てる直前にようやくジェノサイダーと入れ代わった腐川に解放された結果、今に至る。 彼はムスッとした不機嫌そうな表情を浮かべたまま、沈黙を貫き通しており、声を掛けられているにも関わらず腐川の方へと振り向こうとする素振りすらしない。 「そ、その……あの……や、やっぱり怒ってらっしゃいます、よね?」 「…………」 決まりが悪そうにぶつぶつと呟いている腐川を無視し、十神はジャケットを着込みながらクロスタイを絞め、いつもの服装に戻ると、部屋に備え付けられている机の傍らに置いてある椅子へ腰を下ろした。 そして足を組みつつ顎をついと上に上げて、ようやく腐川の方へと見下すように視線を向け、尊大な態度で口を開く。 「貴様はいつまで俺の部屋に陣取るつもりだ?」 「……え?」 「下賎な愚民である貴様がいつまでも俺の部屋に居座っているんじゃないと言っているんだ。 さっさと視界から失せろ」 「あ、う……はい。ご、ごめんなさい……」 あんな事があったと言うのにいつも通りに冷たい台詞を突き付けられ、腐川は若干、傷ついたような、ほっとしたような微妙な表情を浮かべた顔を俯けながらベッドから立ち上がり、部屋の出口へとふらふらと歩く。 「おい、待て」 「は、はひ!」 背後から急に浴びせられた制止の声に足を止めると、彼女の肩にふんわりと暖かい感触が降り懸かる。 振り向くと立ち上がった十神が後ろから腐川の肩へ今の今まで着ていたジャケットを肩へ羽織らせていた。 「え、は!? こ、ここここれは?」 「ふん……勘違いするなよ。夜時間と言えども貴様が俺の部屋からそんな薄着で出てくる所を誰かに見られて不愉快な勘繰りをされるのが気に入らないだけだ」 そもそも深夜に十神のジャケットを羽織った腐川が彼の部屋から出てくること自体、目撃されたら弁明のしようもないのだが、彼はそこまで深くは考えていないようである。 「あ、いや……そ、そのぅ」 「何度も同じ事を言わせるな、失せろ。命令が聞けないのか?」 「い、いえ! あの、し、しし失礼します!」 赤面した腐川はバタバタと急いで扉を開け、脱兎の勢いで廊下へと飛び出していった。 一瞬で消えた彼女の後ろ姿へ言葉にできない何かを感じ取りながら、十神は開け放たれたままの扉を閉めた。 この胸に溢れる甘いわだかまりは何かの錯覚だと思い込もうと自己暗示をかけながら。 「はぁっ! ……はぁっ……!」 腐川は急いで自分の部屋に戻り、鍵を掛けることさえ忘れて自らのベッドに飛び込んだ。 「~ッ! ッ! うぅ~!」 枕に顔を押し付け、ばたばたと足を上下に上げ下げしながら小さく呻く。 「しし、しちゃった……びびび、白夜様と……!」 今、思い出しても体が熱くなる。 半ば無理矢理に自らの純潔を捧げ、自分の体の下で甘くて切ない声を上げながら熱い接吻を交わした十神白夜。 彼女が再び目が覚ました時にはジェノサイダーに蹂躙されていたのに一言も彼女を責めはしなかった十神白夜。 去り際にほんの少しの優しさを見せてくれた、十神白夜。 「……うひ! うひひひ!」 彼から直接体に掛けてもらったジャケットを胸に掻き抱きながら鼻を押し付けて肺一杯に彼の香りを吸い込みつつ、触れ合った唇や肌の感触を反芻し、決して広い訳ではないベッドの上を気味の悪い笑い声を上げながらごろごろと転げ回る。 だらし無い笑顔を浮かべ、口の端から今にも涎を垂らしそうな表情はどこと無く狂気に満ちており、ジェノサイダーのそれに通じる所があった。 「はぁ……はぁ……」 数分の間転げ回ると、彼女の興奮もようやく落ち着いたようで、むくりと身を起こし、十神の体臭が染み付いた貴重なジャケットを汚すまいと丁寧にハンガーへ掛けようとした。 「はっ……!」 その時、ジャケットを脱いだ瞬間、彼女は自らの体から立ち上る異臭に気づいた。 そう言えば最後にシャワーを浴びたのはいつの事だったろうか? 行為の後のせいであるのかもしれないが、つんと鼻を突く汗の香りは腐川の腋や首筋から確かに彼女の鼻へと届く。 「も、もも、もしかして……?」 もしかしたら、自分は汗くさい体で憧れの十神と交わってしまったのだろうか? そんな可能性を思い付いた彼女は羞恥と恐怖で顔色をさっと赤と青が混じり合った紫色にしながら、ばたばたとシャワールームに飛び込み、鍵を閉めてから、体中に暖かい湯を浴びながら、固く心に誓う。 これからは毎日シャワーを浴びるようにしよう、と。